記録:スタッフC
山を降りて少し広いところへ出た時、すっぽりとなにか大きな入れ物の中に入ったような空間だな、と思いました。
頭上のちいさな空が入れ物の口です。
崖の穴に石仏が何体も安置されています。

やくも」のなかで、直子と先生が通った稲荷神社の鳥居も並んでいます。

私が行った時には誰もいなくて、ただただ静かだったので、じっと立っているのが怖いくらいでした。
ころがった小さなやきものの狐、針金のように干からびた蛇、虹色トカゲも昆虫もみんな、なにか意味ありげに思えてきます。
反対側からは、車で入ってこられるようなのですが、城跡から降りてきたせいか、異空間的雰囲気倍増です。気温も絶対下がったと思うし。

秋には「紅葉と100地蔵のライトアップ」というイベントがあるそうなので、今度はそれを目指して行こうかな。紅葉はともかく、お地蔵さんのライトアップってどんな感じなんだろう。
タイトルからすると、安置された石仏は100体ってことなんですかね。
「高山城跡から穴弘法」一旦おしまいです。
またいつか。